「グリエツィ」のこれは見のがせない情報!

最新情報はグリエツィのブログでご覧いただけます!

 各地の文化情報


*************
<子供・若者を支援する「たまきはる福島基金」>

昨年3月11日の東京電力福島第一原子力発電所の事故が起こって以降、多くの福島県民が長期の避難を余儀なくされています。2011年10月現在で、県外への避難者の数は5万8000人に達しています。その内、小中高校生の転校者数は、県内・外を併せて、1万7600人(9月)に上っている。県外転校生徒の4分の3が「放射能による不安」を理由に挙げています。

こうした中、子供・若者たちを精神的、経済的に長期にわたって支援することにより、地元市町村の復旧・復興に携わる人材として育成し、被災市町村の一日でも速やかな復興と健全な発展に寄与することを目的として「たまきはる福島基金」が設立され、昨年10月13日に設立総会が行われました。

「たまきはる」とは、和歌で「いのち」に掛かる枕詞で、「我々自身が困難をしたたかに生き抜くための基金」という説明がホームページにあります。このたまきはる福島基金を運営するのは、一般社団法人ふくしま原発避難子供・若者支援機構で、理事長には芥川賞作家の玄侑宗久氏(福島県三春町在住。福聚寺住職)が就任している。理事には、原発避難関係市町村で同法人設立に賛同する市町村長が参加しています。同機構の主な活動の柱は以下の通り。

◇放射線と健康に関する講座、講習会、セミナー等
◇避難した子供・若者等の精神的ケア、身体的ケア
◇避難した子供・若者等に対する奨学金等の助成
◇その他、この法人の目的を達成するための必要な事業

 この「基金」を財政的に保障していくために、同機構では趣旨に賛同する企業、団体、個人等から広く支援金を募り、支援が必要な子供・若者を援助していきます。具体的には、市町村から行政や補償事業では対応できない事業などの要望が上げられ、その内容に基づき、委員会で実施事業が決定されます。
 この基金の主旨に賛同していただける方は、是非とも同基金の口座に寄付をお寄せ下さい。支援方法の詳細は、同基金ホームページをご覧下さい。

たまきはる福島基金ホームページ www.osyf.or.jp/index.html

振込銀行・口座名・口座番号等はホームページをご覧下さい。

一般社団法人 ふくしま原発避難子供・若者支援機構
〒960-8043福島県福島市中町5-18
福島県林業会館
Tel +81 (0)24 526 05 22
Fax +81 (0)24 526 05 23
E-Mail: support@osyf.or.jp

*玄侑宗久 理事長あいさつ
 「平成23年(2011年)3月に起きた原発事故により、我々は今後も長期に亘って被災地区の人々の「いのち」を見つめて生きる責務を負った。これは賠償や補償とはまた別な、同朋としての責務である。被災地は未だ限定されず、今後も何が起こるか分からない。絶望的事態ではあるが、しぶとく前向きな気概を失わず、現在の行政単位を守るべく、支援を続けたいと思う。世界中に、支援したいと考える人々は大勢いる。その心を集結し、政府や東電では届かない場所に、お届けしたい。とりわけ子供・若者へのさまざまな支援が急がれるが、むろん各市町村の責任者の認める限りにおいて、用途は限定しない。「たまきはる」は万葉時代の「いのち」の枕詞。これは我々自身がこの困難をしたたかに生き抜くための基金である。  2011 年9月5日 玄侑 宗久 謹誌

********************
遠野まごころネット http://tonomagokoro.net/

3.11の東日本大震災の被災地から遠く離れて何をしていいか分からない、義援金支援はしたけれど何か他にできることはないか、日本に行ったときに短期でも支援ボランティアが可能ならばしてみたい、と思っている人は沢山いるだろう。

そんな時、岩手県遠野市被災地支援ネットワーク「遠野まごころネット」がきっと役立つに違いない。遠野市は、大きな被害のあった岩手県沿岸部三陸地方と内陸部の盛岡、花巻、一関などの内陸部とのちょうど中間に位置し、被災地まで約1時間で行ける距離で、今、ボランティアのネットワークの中心になっているといわれています。60を越えるNPO団体が参加し運営されているネットワークです。

3.11から10カ月が経過した被災地では、引き続き長期的な支援が必要です。そうした中、支援センターとしての重要な位置にある「遠野まごころネット」は、今後も重要な役割を果たしていくことでしょう。詳しくは、「遠野まごころネット」のホームページをご覧下さい。

遠野市出身のアール久美子さん(チューリッヒ在住)からのメッセージ
「220kmに及ぶ岩手県の海岸線。全国から、そして海外からやってくるボランティアが手作業で瓦礫清掃をしています。写真や思い出の品が見つかることもあります。また、岩手県内に建てられた仮設住宅は約1万4000戸。ボランティアがさまざま企画を立て、仮設を一カ所一カ所回りながら生活支援や孤独死予防のために活動しています。復興への道のりはとても長いですが、沢山の支えのお蔭で少しずつ前進していると思います。 「遠野まごころネット」のホームページを覗いて見てください。被災地の様子やボランティア活動が分かります。自分に合ったやりかたで、是非、東北復興に参加してみてください。」

********************
メールマガジン「東北まぐ!」
 「まぐまぐ」といえば、メールマガジンを配信するネット会社。この「まぐまぐ」が配信するメールマガジンの中に「東北まぐまぐ」がある。東北まぐまぐでは、3.11東日本大震災以後の復興に立ち上がる東北の姿、元気を取り戻していく東北の姿を、毎月11日に発信している。同メールマガジンの登録サイトでは、「東北はどんどん元気を取り戻しています。人びとに笑顔が戻った東北にみんなで出掛けよう!そんな思いを込めて、東北の “今”をお伝えします」とあります。東北を応援したい人、具体的な手がかりのない人には、とても参考になるメールマガジンだ。 下記サイトから登録できる。
www.mag2.com/wmag/touhoku.html
********************

●「ひめゆり」自主上映会のご案内 長編ドキュメンタリー映画「ひめゆり」ホームシアター

バーデン近郊在住のルエグ木原さやかさんのお宅で、長編ドキュメンタリー映画『ひめゆり』(2006年、柴田昌平監督作品)が、ホームシアターの形で上映されています。スイスでこの『ひめゆり』自主上映をライフワークとして活動しているルエグさんに聞きました。

『グリエツィ』:「ひめゆり」は、どんな作品ですか?

ルエグ:長編ドキュメンタリー映画で、柴田昌平監督が13年間かけてひめゆり学徒隊の生存者と向き合ってきた<命>の証言の記録とも言える重厚な作品です。

『グリエツィ』:どうして、ルエグさんご自身が、スイスで自主上映のような形で上演活動をされているのですか。

ルエグ木原さやか:実は、柴田昌平監督とは、大学時代からの友人です。彼は東大法学部に入学しましたが、途中で文化人類学に転部卒業。NHKに就職しました。沖縄放送局から東京本社に戻り、NHKを退職し独立しプロダクションエイシア(http://www.asia-documentary.com/)を設立しました。NHKスペシャル「新シルクロード」 第1集「楼蘭 四千年の眠り」、第5集「天山南路 ラピスラズリの輝き」や、NHKスペシャル「世界里山紀行」、フィンランド編、雲南編を柴田監督のプロダクションが制作を担当しました。試写で「ひめゆり」を観たときに、この映画のテーマ「いのち」は大変重いのに、観終わって心の中にすっと素敵な風がとおるのをかんじました。そしてこの「記憶の記録」を受け継いで、これからの未来を大切にしてゆきたい、この映画をひとりでも多くの人、次の世代に届けたいとおもい、映画『ひめゆり』を観る会での活動をはじめました。

『グリエツィ』:どうしてホームシアターなのですか。

ルエグ:いずれは、是非ともここスイスで規模の大きな上映会を実現したいと思いますが、まだ日本語版しかできていませんので、英語版ができるまで手をこまねいているのでなく、少人数でもいいから回数を重ねて多くの方に見てもらおう、ということから、プロダクションエイシアの許可を得てホームシアターを始めました。それと、ひめゆりの生存者の意向で、この映画はテレビ放映やビデオ・DVD販売はしていません。現時点では、海外で自主上映しているところは、私のところだけです。

『グリエツィ』:映画の評価・評判はどうですか。

ルエグ:昨年3月23日の沖縄ロードショー以降、各地で温かく迎えられています。さらに、2007年5月10日に朝日新聞の「天声人語」で紹介されたあとの東京上映では、反響が大変大きく、以後、全国で自主上映の動きが広まっています。日本ジャーナリスト会議特別賞をはじめ、文化庁映画大賞や日本映画ペンクラブベスト1、キネマ旬報ベスト・テン(文化映画)第1位などに輝いています。

『グリエツィ』:では、実際に「ひめゆり」を観たい時に、どのような手続きが必要ですか。

ルエグ:本編2時間10分 + 監督挨拶15分を、我が家の静かな環境で観て頂ける曜日は月、火、木、金の朝8時30分からで、16時までに終了できるよう上映開始時間を設定しています。E-mailでご希望日、時間をお知らせ下さい。日程、時間を調整致します。1回に3名まで席を準備できます。もちろん、お一人でも構いません。その他、土・日曜、夜の上映についてもご相談に応ることができます。

『グリエツィ』:費用はどれぐらい掛かりますか。

ルエグ:上映費10フラン、映画パンフレット資料集10フラン(こちらは任意)をお願いしています。これは配給先のプロダクションエイシアに届け、今後の証言の記録、ひめゆりの続編製作に役立ててもらうものです。

『グリエツィ』:最後に、『グリエツィ』読者に一言、呼びかけてください。

ルエグ木原さやか:日本では毎年6月から8月にかけて「ひめゆりの記憶」をつなぎ、考えるきっかけにしたいと、「いきる、つなぐ、いのち」をテーマに全国で特別上映会を開催します。こんな映画が上映されていることを日本のご家族、友人・知人にご紹介いただければ幸いです。(http://www.himeyuri.info/20080623.html) そして、みなさんからの連絡を心からお待ちしています。

◎ルエグ木原さやかさんの連絡先は以下の通りです。
プロダクションエイシア
長編ドキュメンタリー「ひめゆり」上映広報担当
ルエグ木原さやか
Sayaka Ruegg-Kihara
Heitersbergstr. 12
5443 Niederrohrdorf
E-mail: himeyuri@himeyuri.ch
『ひめゆり』公式ページ http://www.himeyuri.info/index.html

現代創作ダンス「Aussetzung」は、深沢七郎の「楢山節考」からインスピレーションを受けて、製作された作品。スイスで30年舞台活動を続けてきた松田扶美さんの長年の夢は、「楢山節考」の母親役を踊ることで、今回、日本人若手ダンサー平敷秀人さんという息子役の適任者が見つかり、作品の上演が実現する運びとなった。席に限りがあるので、予約をおすすめする。
予約:Tanzhaus Zurich Tel 044 350 26 11   www.tanzhaus-zuerich.ch


フリードリッヒ・シラー「ウィリアム・テル」の200年記念の催し

Lucerne Festival 2005

アルベルト・アインシュアイン相対性理論100年記念行事
今から100年前の1905年、スイス連邦特許庁に勤めていたアインシュタインは、この年、一連の新理論を発表し、物理学の世界に新しい風を吹き込みました。それが、今日「相対性理論」の名前でよく知られる理論です。そのアインシュタインの相対性理論100年を記念して、ベルンを中心にスイス各地で記念の展示会や行事が予定されています。 詳しくは、サイト( http://www.einstein2005.ch/ )をご覧ください。サイトは、ドイツ語、フランス語、英語でご覧いただけます。

2005年6月20日Paul Klee Zentrum がオープン (グリエツィ本誌vol.30表紙PDFファイル)
Zentrum Paul Klee
Monument im Fruchtland 3
3006 Bern
Tel. +41 (0)31 359 01 01
Fax +41 (0)31 359 01 02
E-Mail: kontakt@zpk.org


◎国連60周年記念展
スイス日本人芸術家協会会員の国連60周年記念展が10月4日から20日までジュネーヴ国連内ビル40番E扉の3階で開かれている。国連50周年展にスイス中から日本人芸術家が集まって展覧会を行ったのを機会にスイス日本芸術家協会がスタートし、10年目にあたり、記念すべき展示会である。以来、同協会(伊藤八千代会長)はダイナミックに活動をしている。ベルン大使館新館開館祝典の展覧会、ジュネーヴ州立病院エスパース・オペラ、パリ日本文化会館での「100人のスイスとフランスの芸術家達」N.A.C.20周年記念展に招待出品、9年間ジュネーヴ総領事館ウィンドウーへの月例展示、ベルン日本国大使館文化広報センターでのビエンナーレ展をはじめ、会員がヨーロッパ各地でも大いに活躍している。6年目には「世界の平和を願って」と言うテーマで展覧会を行い「アフガニスタンの女性と子供達を守る会」に1,000フラン寄付をした。ユニセフカード、赤十字のクリスマスカード、平和のためのコンサートのポスター制作などの活動もしている。今回のテーマは、「愛と平和」で、絵画部、ケラー・ツアラ、高橋エテル、渡辺素子、ヤッチ(伊藤八千代)、版画部、宮本博美,水野州子、彫刻部、佐藤章子、写真部、森伸次郎、佐々木徳貢、オブジェ部、千野根照美、書道、クロッペンシュタイン有井翆秀、坂本早苗が集まり作品を披露してする。展覧会見学希望の方は、在ジュネーヴ総領事館で国連訪問申請をする必要がある。土日休館、10月20日まで。また、11月12日から12月10日には、パリのN.A.C.会員を招き、ベルン日本国大使館文化広報センターでスイス日本人芸術家協会10周年記念展が開かれる予定である。

月例茶会
日時:毎月第4日曜日13時、15時
会場:リートベルグ美術館  ショーンベルグ別館 
Gablerstr. 14 8002 Zuerich
ワーグナーゆかりの館でお茶会を開いています。
一般公開されていませんので一度お越しください。
一心庵  向 宗由 
Tel 044 206 31 31
www.MuseumRietberg.ch

◇横井照子 ひなげし美術館◇
ベルン在住の画家、横井照子さんのことは『グリエツィ』第17号(2002年春号)でも紹介しましたが、その横井照子さんの作品が40点集められた美術館が日本の岐阜県恵那市にできました。恵那市大井町の菓子製造業「恵那川上屋」社長の鎌田真悟さんが、20年ほど前に横井さんとスイスで出会ったのがきっかけで、包装紙に横井さんの作品を使うなど交流が続き、今回の美術館設立となったものです。中庭を挟む二棟の展示室は、岐阜県上宝村と清見村(現高山市)から百年近い風雪に耐えた板倉を移築、改修したもの。石積みは同じく恵那市中野方町の坂折棚田に使用されていたものです。
住所:〒5.9-7201岐阜県恵那市大井町 恵那川上屋 東
Tel 0573 20 11 81
恵那川上屋のホームページに「横井照子ひなげし美術館」のオープンの案内が出ています。


美術館・博物館
Museum Rietberg Zueich
Gablerstrasse 15
8002 Zueich
Info
Tel 01 202 45 28 Fax 01 202 52 01
http://www.rietberg.ch
E-mail : museum@rietb.stzh.ch

Bern Kunstmuseum
Hodlerstrasse 8-12, 3011 Bern
Info
Tel 031 328 09 44

Zuerich Kunsthaus
Heimplatz 1
8001 Zueich
Info
Tel 01 251 67 65 Fax 01 251 24 64
http://www.kunsthaus.ch

TOP


伝統行事
11月11日は、聖マルチンの日。この日は、ファスナハゥト(カルナヴァル)準備の最初の会議が開かれる日。ぶどうづくり人にとっては、ぶどう作りのスタートに当たる日。かつては税金を納める期限でもあったという。この聖マルチンの日に各地で、いろんな行事が行われる。

◆Gansabhauet (ガチョウの首切り祭り)
町の中心地に舞台が設けられ、その舞台上方に、「かわいそうな」ガチョウがつる下げられます。
そして、赤いマントを纏って、太陽を型取ったマスクをかぶった「首落とし執行人」が登場し、ぐるりを取り巻く観衆の前で、このガチョウの首をはねる、と言う儀式。冬の季節を前にしての「奇習」。

場所:Sursee Rathausplatz) 
Info
Tel 041 921 19 77 Fax 041 926 80 89
E-mail : vvsursee@tic.ch

◆ベルンたまねぎ祭り(Zibelemaerit)
ベルンの伝統的なタマネギ市
場所:ベルン市内中心部 
InfoTel 031 328 12 28 Fax 031 312 12 33
E-mail : info-resbernetourism.ch http://www.bernetourism.ch

◆Chlausjagen
聖ニコラウスの晩、超大型の透かし彫り法帽に灯をともし、練り歩く。
行列は、夜の8時15分からスタート。
場所:Kuesnacht am Rigi /SZ
Info
Tel 041 850 33 30 Fax 041 850 34 30
E-mail : kartvvk@bluewin.ch

◆"Silvesterklausen" シルヴェスタークラウゼン
場所:Urnaech/Stein
Info:Tel 071 364 26 40 

◆Vogel Gryff /バーゼル(Klein Basel) 
2003年1月20日(月)
半鳥半獅子のVogel Gryff が、Wil Maa (自然を象徴しているといわれる野生の男)とLai (力、光、太陽、火を象徴しているといわれる獅子)と一緒に待ちを練り歩く。
中性からほとんどスタイルの変わらない行事。


コンサート・フェスティヴァルなど
Jazz Festival "Onze Plus" (Lausanne)
Info
Tel 021 613 73 73 Fax 021 616 86 47
E-mail : information@lausanne-tourisme.ch
http://www.lausanne-tourisme.ch

ヨーロッパミュージック月間(Basel)
Info
Tel 061 268 68 68 Fax 061 268 68 70
E-mail : office@baseltourismus.ch
http://www.baseltourismus.ch

ピアノ・フェスティヴァル (Luzern)
場所:Kultur- und Kongress Zentrum Luzern
Info
Tel 041 226 44 00 Fax 041 226 44 60
E-mail : info@lucernemusic.ch
http://www.lucernemusic.ch


スイスのファスナハト・カーニバル

ルツェルン・ファスナハァト
中央スイスを中心に冬の季節に一番有名なお祭りは、ファスナハァト(カーニヴァル)その中でも、
Guggenmusik(グッゲンムジック)と大規模なファスナハゥトのパレードで人気のルツェルンのファスナハァト。

Luzern Tourismus AG
Tel. +41 (0)41 227 17 17
Fax +41 (0)41 221 17 18
luzern@luzern.org

Lozaener Fasnachts-Komitee(ルツェルン・ファスナハァト実行委員会)のホームページ

◇シュヴィッツ
シュヴィッツのファスナハゥトは、中央スイスのファスナハゥトの中でも、大変ユニークなもので、とくに「Nuesslerdanz」と呼ばれる踊りの行進は、大変有名です。ブレッツ、ドミノ、バヤッゾマイトリ、アルト・ヘール、フーディそしてツィゴイネリンと呼ばれる独特な仮面を被って仮装した踊り手たちが、シュヴィッツの町のいたるところで、踊りを披露します。

◇バーゼル
例年通り、バーゼルのファスナハゥトは、中央スイスのファスナハゥトが終わった翌週に行われます。2009年は、3月2日から4日まで。3月2日午前4時からMorgenstraichでオープニングです。町中の明かりが一斉に消され、突然ピッコロと鼓笛隊の耳をつんざくような音で、幕がきって落とされる。バーゼルのファスナハトの醍醐味を味わうには、朝早くお出掛するのが一番です。

詳しくは下記サイトをご覧下さい。
バーゼル・ファスナハァト オンライン

◇Vogel Gryff (Kleinbasel)
バーゼルに隣接するKleinbaselには、13世紀に起源を発する、大変古い伝統行事がある。ファスナハトに先立つ1月20日(火)に行われるVogel Gryff祭りがそれだ。これは、半鳥半獅子のVogel GryffがWildMaa(自然を象徴するといわれる野生の男)とLai(力、光、太陽、火を象徴する獅子)といっしょに町を練り歩く。中世からほとんどそのスタイルが変わっていない伝統行事である。
http://www.vogel-gryff.ch のサイトからAktuellにアクセスするとVogel Gryffの説明や日程、コースの案内が載っています。

 


◇春を呼ぶチューリッヒのお祭り:Sechseaeten(ゼクセロイテン)
子供のパレードには、例年チューリッヒ日本人会・日本商工会共催で、日本の子供たちが参加します。
チューリッヒ・ツンフト中央委員会ホームページ

TOP