ファンゴテラピ体験記 ( PDF )

Hotel President Terme, Abano, Italy (伊、英、仏、独、露)



スイスを代表するシャスラーの白ワイン LA COTE からお届けする個性豊かなワイン。美しい自然と人々の生活の中で、歴史とともに育まれたボトルの中身は、香りや味ばかりでなく、太陽と大地の暖かさを伝えてくれます。

私たちドメンヌ・ド・ムーランは、グリエツィ第4号の『スイスのわざ』でも紹介されたように、スイスにおける日本への輸出量が最も多いカーヴとして皆様の厚いご支持をいただいております。昨年はドメンヌ・ドュ・ムーラン3代目の当主になって20周年を迎えました。これを節目に以前にもましてより良いワイン作りを心がけ、またより多くの皆様のもとへお届けできるよう、努力と工夫を重ねております。

ご家族、友人の皆様へのご贈答、お歳暮にぜひご利用ください。
お電話かファックスにてご注文いただければ、すべての手配は当方が承ります。どうぞお気軽に日本語でお問い合せください。



白 ( 700 ml シャスラ ) と 赤 ( 700ml ピノギャメ ) ( 1ケース12本入り ) 244 スイスフラン

ロゼと赤 ( 750 ml ピノノワール )            ( 1ケース12本入り ) 260 スイスフラン

 

Domaine du Moulin Jean-Daniel Vautier
Case Postale 107 
CH-1170 Aubonne
Tel (021) 808 56 17, Fax (021) 808 79 80

日本から Tel41 21 808 56 17  Fax41 21 808 79 80
担当)ヴォーチエ森本さん


Domaine du Moulin 物語

ヴォー州オーボンヌにあり、AOC(原産地統制名称)のワイン原産地でJean-Daniel VAUTIER氏が持ち主。奥さんは、日本人でヴォーチエ 森本さん。
 Nyon とMorgesに挟まれたレマン湖岸に広がるぶどう畑を特にLA COTEと呼ぶ。Aubonneは、そのLA COTEの中でもモルジュ寄り。ぶどう畑はおよそ6ヘクタール。ヴォーチエさんは、ぶどう作りを始めたお祖父さんから数えて3代目にあたる。1920年代初頭、お祖父さんがこの土地を手に入れた頃は、横を流れる川に水車があり、ここでクルミの油を絞る仕事をしながら、自家用のワインを造ったのが始まりと言う。 お父さんの代に入り、水車での仕事はやめ、ぶどうを中心にした農家へと転換。1965年にお父さんが亡くなってからは、ぶどう栽培だけをやってきたと言う。そして、ヴォーチエさんの代になり、1976年にワイン酒蔵を造り、翌年には、自分のところでぶどう酒の製造を手がけ始め、現在では、ぶどう栽培、収穫、ぶどう酒造り、瓶詰め、販売とすべてを、使用人一人と二人だけでやっている。 6ヘクタールのぶどう畑でできるぶどうから製造されるワインの量はおよそ7〜8万本。約70%が白ワイン。20%がロゼ・ワイン、残り10%程度が赤ワイン。白ワインはChasselasで、ぴりっとした香りとドライ・フルーツを思わせる中辛口で、口当たりのとてもさわやかなフルーティーなもの。赤ワインは、有名なピノ・ノワール、ギャメと呼ばれるぶどうの種類から造られる。 1998年もののワインから、ヴォーチエさんのところでも『VINATURA』ラベルのワインを生産・販売している。これは、ヴォー地方のワイン酒造業者が手がける、生態系を重んじて環境に優しい栽培方法により作られたぶどうをもとにしたワインで、この方法でぶどう酒を造る酒造業者は、2年間の試験期間が義務づけられている。 ヴォーチエさんは、この2年間の試験期間を無事クリアして、今年からDomaine du Moulinのワイン・リストに新たにこの銘柄が登場と言うわけである。『VINATURA』ラベルにはAubonne AOC 、FECHY AOC の白ワインがある。
 Domaine du Moulinの約20%は、日本に輸出され、ヴォー州のワイン酒造業者の中でも、日本への輸出が最も多い。 ぶどうの収穫作業や試飲など、ご希望の方は、大歓迎とのこと。ただし予約制。 Domaine du Moulinでは、ぶどうを絞った後の皮から造る蒸留酒Marc(Grappaと一緒)や、白ワイン熟成中に出る「おり」からつくったLieと呼ばれる蒸留酒も造っている。